上級金融投資の不動産投資信託REIT

REITのリスク

どんな金融投資にもリスクがあります。例え、安定して利益を出している実績のある金融投資でも、そこに資金を注入する場合はどんなリスクがあるのかをしっかり把握しておかなくてはなりません。

REITのリスク要素としては、金利上昇の場合に起こるリスクです。REITはマンションのような不動産を購入して、賃貸物件とし、その賃料を利益として資金を出した投資家に分配するという方式を取っています。その利益を生み出す不動産を投資家達の資金のみで購入できた場合はいいのですが、投資信託として投資家から募った資金だけでは足らない場合、代表運用者である運用会社は銀行から融資を受けて不足分を補う場合があります。この場合、運用コストとして銀行に返済する際に支払う利息を考慮する必要があります。金利は上昇する場合がありますので、こうした場合、この利息分が利益を食いつぶしてしまうことがあります。

また、REITは賃料が収益の元になるわけですから、不動産を購入しても誰かに借りてもらえなければ意味がありません。こうしたことは景気の動向から強い影響を受けるので、その不動産の所在地の周囲の状況やビジネス用の不動産であるのか、住居用の不動産であるのかといった用途、また、それらの要素に見合った賃料を設定しているかといった、その不動産に関する経営状態等をきちんと見極めて資金を投入する必要があります。

これ以外にはREITに限らず投資信託全般に関するリスクとして信用リスクがあります。REITのような不動産信託は代表運用者となる運用会社が投資家の代理で運用しますので、本当にその会社に自分の資金を預けていいのかといった、運用会社の手腕や経営状況等を見極めることが必要となります。